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塗装が必要な瓦の見分け方

こんにちは!
ヒナタです。

昨日は屋根の塗料であるスーパーシャネツサーモFを紹介させて頂きました(^^)/

ですが、屋根瓦は塗装が必要なものと不必要な瓦の2種類があります。

 

1.粘土系は塗装は不必要

粘土系の瓦は和瓦といわれ、いぶし瓦・無釉瓦・陶器瓦等があります。昔ながらの日本家屋や日本建築のお城や寺社等によく使われています。

特徴としては、他の屋根材よりも重く、スレート瓦は平均約24kg/㎡に対して、和瓦は平均約45kg/㎡もあります。そのため、台風などの強風には強いですが、耐震性は他の屋根材に比べて低めです。

粘土を瓦の形にかたどった後、高温で焼き上げて製造され、陶器の食器のように耐久性の高いものができあがります。衝撃を受けるとひび割れ等が発生してしまいますが、基本的には瓦のメンテナンスは不要です。

ただし、漆喰等の瓦以外の周辺部分のメンテナンスは必要です。

粘土系の瓦は、表面の保護という観点で塗装は必要ではありませんが、色変え等を目的とした塗装をすることはできます。塗装をしても塗膜が剥がれやすいためあまりおすすめはできませんが、塗装の際は専用の塗料を使用します。

2.セメント系瓦は塗装が必要

セメント系の瓦には、セメント瓦やモニエル瓦があります。前項の和瓦と違い、粘土を焼き上げているわけではなく、セメント、砂、水を混ぜ合わせ、モルタルのようにセメントの化学反応で硬化させたものとなります。ですので、瓦表面にはモルタル同様意匠性(色、艶)がなく、更に防水性もなく雨水を吸い込んでしまう為、塗装が必要です。

また、モニエル瓦はヨーロッパ発祥のセメント瓦で、通常の瓦とは違い表面に「スラリー層」という着色したセメントの液(ペースト)が薄く吹き付けられ、更に吸水防止のためにクリヤー塗料が塗られています。そのため、この上に塗装をするともろいスラリー層から塗膜の剥がれ等が起きるトラブルが多く、現在では製造されていません。塗装の際は表面のこの劣化したスラリー層をしっかりと取り除いてから施工する必要があります。

モニエル瓦かセメント瓦かを見分ける際は、小口を確認します。小口部分がスラリー層が付着し凸凹している場合は、モニエル瓦です。

3.スレート瓦(カラーベスト)は塗装が必要

スレート瓦は内容成分の85%がセメント、15%が石綿(アスベスト)で構成されています。工場出荷時に塗装が施されていますが、その塗装の耐候性は7~10年なので、10年ほど経過すると塗装の耐候性が失われ、防水機能も失われてしまいます。加えてスレート瓦の主成分であるセメント自体は水を吸収しやすい為、定期的に塗装で保護しなければ様々な劣化症状が出てきてしまうのです。

スレート瓦とセメント瓦は塗装が必要なので10年~15年くらいの定期的なメンテナンスをお勧めします!

 

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