外壁塗装は、家の外観を保つだけでなく、建物を風雨や紫外線から守る重要なメンテナンス作業です。適切な塗装を施すことで、建物の寿命を延ばし、修繕費用を抑えることができます。本記事では、外壁塗装の見積もりに関する基本的な知識とポイントを詳しく解説します。
目 次
外壁塗装の重要性
外壁塗装は、建物を美しく保つだけでなく、以下のような機能があります。
防水効果
外壁塗装は、建物内部への水の浸入を防ぎます。雨や雪が多い地域では特に重要です。
防錆効果
金属部分の錆びを防ぎ、建物の強度を保ちます。
断熱効果
適切な塗料を使用することで、建物の断熱性能を向上させ、冷暖房費を節約できます。
美観維持
建物の外観を美しく保ち、資産価値を維持します。
見積もりの基本要素
外壁塗装の見積もりには、主に以下の要素が含まれます。
材料費
塗料の種類や量、下地材や補修材などの費用。
人件費
作業員の人数や作業時間に基づく費用。
足場費用
高所での作業を安全に行うための足場設置・解体費用。
付帯作業費
窓やドアの養生、既存の塗装の剥離、下地の補修などの費用。
諸経費
交通費、駐車場代、清掃費などの細かな経費。
見積もりの依頼方法
外壁塗装の見積もりを依頼する際には、以下の手順を踏むとスムーズです。
情報収集
まずは、インターネットや知人の紹介などで信頼できる業者を見つけましょう。
おすすめは、地域密着の業者です。地域密着だと、何かあった時にすぐ駆けつけてくれるため、即対応してくれるというメリットがあります。
現地調査
業者に現地調査を依頼し、建物の状態を確認してもらいます。この時、劣化箇所や特に気になる部分を伝えておくと良いでしょう。
詳細な説明：塗料の種類や施工方法、作業の流れについて詳しい説明を受けます。
複数の見積もりを比較：複数の業者から見積もりを取り、内容や金額を比較します。
住まいるヒーローズの現地調査
住まいるヒーローズでは、現地調査日にお見積りを提出しています。
お客様からも、見積提出までの訪問が1度で済むため、ありがたいというお声をいただいております。
しっかり調査させていただきますので、塗装をお考えの方はぜひ、お問い合わせ下さい。
見積もりのチェックポイント
見積もりを確認する際には、以下のポイントに注意しましょう。
費用の内訳
各項目が明確に分かれているか確認します。特に材料費や人件費、足場費用が明確であることが重要です。
施工内容
どの部分にどのような作業が行われるのか、詳細に記載されているか確認します。
塗料の種類
使用する塗料のメーカーや商品名、耐久年数などが明記されているか確認します。
保証内容
施工後の保証内容についても確認します。保証期間や保証範囲が明確に記載されていることが重要です。
追加費用の有無
追加費用が発生する可能性がある場合、その条件についても確認します。
住まいるヒーローズのお見積り
住まいるヒーローズで提出させていただいているお見積りは、塗装に関して分からないというお客様にも見やすいよう、詳細なお見積りをご提出しております。
各プランごとに、どのような特徴があるのか、使用する塗料についても詳しく掲載しております。プランごとに見比べることができるので、お客様からも分かりやすいと言っていただけることが多いです。
次のページには、各プランごとの工事名称や金額、工事の仕様を掲載しております。
そして、使用する塗料名や缶数も記載しておりますので工事する箇所が分かると、使用する塗料の缶数が適正量かどうかを計算して確かめることができます。
塗料の種類と選び方
外壁塗装に使用する塗料は、その耐久性や性能に大きな差があります。主な塗料の種類と特徴は以下の通りです。
アクリル塗料
低価格で施工しやすいですが、耐久性は低めで5～7年程度の寿命です。
ウレタン塗料
柔軟性があり、ひび割れに強いですが、耐久性は中程度で7～10年の寿命です。
シリコン塗料
価格と耐久性のバランスが良く、10～15年の寿命があります。一般的に人気のある選択肢です。
フッ素塗料
高耐久で15～20年の寿命がありますが、価格は高めです。
無機塗料
最高級の耐久性を持ち、20年以上の寿命がありますが、非常に高価です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
【初心者必見】外壁塗装の塗料の種類と特徴。失敗しない選び方も解説
見積もりの比較
複数の見積もりを比較する際には、価格だけでなく、内容や保証も重視しましょう。特に以下の点に注意して比較します。
適切な価格
極端に安い見積もりには注意が必要です。品質やサービスに問題がある場合があります。
保証内容
施工後の保証がしっかりしている業者を選びましょう。保証期間が長いほど安心です。
実績と評判
業者の実績や評判を調べ、信頼できるか確認します。インターネットの口コミや評価サイトも参考になります。
契約前の最終確認
契約前には、見積もり内容を再度確認し、以下の点をチェックします。
見積もり内容の最終確認
見積もりの内容が正確で、誤りがないか確認します。
契約書の確認
契約書に見積もり内容や保証内容が明記されているか確認します。
スケジュールの確認
施工期間やスケジュールが明確になっているか確認します。
支払い条件の確認
支払い方法や支払いタイミングについても確認します。
施工中のチェックポイント
施工が始まったら、以下のポイントに注意して進捗を確認しましょう。
作業の進行状況
予定通りに作業が進んでいるか、定期的に確認します。
品質の確認
塗装の品質や仕上がりを確認し、不明点があれば業者に質問します。
問題の早期発見
問題が発生した場合、早期に業者に報告し、対応してもらいます。
施工後のアフターケア
施工が完了したら、以下のアフターケアを行いましょう。
仕上がりの確認
塗装の仕上がりを確認し、問題がないかチェックします。
保証書の受け取り
保証書を受け取り、保証内容や保証期間を確認します。
定期的なメンテナンス
定期的な点検やメンテナンスを行い、塗装の状態を維持します。
まとめ
複数の業者から見積もりを取って選ぶ場合、見積もりをよく見ることが大切です。見積もりだけではなく、業者の説明、対応力も信頼できる業者を選ぶ判断材料となります。外壁塗装は費用が掛かる為、信頼できる業者にお願いし、満足のいく工事を行いましょう。
