1回塗り替えしたら25年以上塗り替え不要な塗料「超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」。お子様が生まれて最初の塗り替えから、大学卒業後まで美観を維持できるハイグレード塗料です。今回のお役立ちコラムでは、耐久年数25年以上の塗料「超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR」についてお話していきます。

外壁塗装における最大の悩みのひとつが「塗り替えサイクル」です。美観の維持だけでなく、外壁の保護から見ても定期的なメンテナンスは欠かせません。ただ、外壁塗装は高額な費用や手間がかかるものです。

費用が高くなる要素の1つに、塗料があります。耐用年数が長く、高機能な塗料ほど、費用も手間もかかるのは否めません。外壁塗装業者を探したり、打ち合わせをしたりする時間は大変です。

ただ、耐用年数が長いと高額でも、塗り替えサイクルは長くなるため、コストパフォーマンスはよくなるという解釈もできます。そのような考えで塗料を選ぶなら、高耐候と超低汚染性を兼ね備えた、次世代塗料を検討してはいかがでしょうか。そこで今回のお役立ちコラムでは、驚異的な耐用年数を誇るフッ素系塗料2000MF-IRについてくわしくお話しします。

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メンテの手間を最小限に抑えるなら高耐候塗料が最適

塗料には安価なアクリルやウレタン塗料があります。中間にシリコンがあり、その上にフッ素や無機塗料などのハイグレード塗料があるのです。

安価な塗料とシリコン塗料より上の塗料の違いは、耐用年数の差とも言えます。耐用年数を決める主な要素は高耐候性です。耐候性とは、屋外の自然環境にさらされた場合、劣化や変質を起こしにくいかの性質を示しています。耐候性が高いと、紫外線や熱などへの抵抗力が高いのです。

再塗装の回数が減ると経済的にもメリットが大きい

外壁塗装は30坪2階建て規模の住まいでも50万円〜140万円はかかり、決して安くはありません。費用は塗料単価に大きな影響を受けて変動します。ただし、他の要素でも費用が高くなるのです。

高所作業をするなら、足場を組まなければなりません。【労働安全衛生規則第563条】でも明確に定められています。【事業者は高さ2メートル以上の作業場所には、作業床を設けなければならない】という内容です。

その他に、お金がかかる要素は多数あります。下地が平滑でないと、塗料が十分に付着しません。凹凸やサビや古い塗膜やカビのような汚れを除去するために、高圧洗浄で徹底的に清掃を行います。サンダーのような研磨機器も使って、塗装範囲の汚れを除去する作業は時間も手間もかかるのです。

人件費も1日ごとにかかります。塗装サイクルが短いと、塗料以外の費用も加わってトータル費用は高額になります。そこで、20年以上保つ塗料を選んだらどうでしょうか？10年しか保たない塗料と比較すると、単純に塗装サイクルは長くなるわけです。

参照：厚生労働省 労働安全衛生規則第563条と第564条の整理について

住まいの資産価値を保つなら「耐久性」が命

住まいは劣化するほど資産価値は低下します。維持するには高い耐久性を持った塗料で守らなければなりません。そもそも外壁も屋根も塗装工事をするのは、外部からのダメージ要因から建物を守るのが目的です。

「太陽光や雨風で住まいがダメージを受けるとは思えないけれど」と考える方もいるかもしれません。風の場合は、台風や竜巻のような暴風とも呼べる脅威があるためわかりやすいでしょう。「太陽光や雨は？」と疑問に感じるのもしかたないことです。

太陽光や雨は短時間で一気に住まいを破損させるほどの力はないかもしれません。ただし、長期間に渡ると話は別になるのです。

太陽光で劣化する原因

太陽光には紫外線が含まれています。実は、紫外線は物質の分子結合を壊す働きがあるのです。塗装工事をしている場合、塗料によって形成される保護膜が紫外線から住まいを守ります。その塗膜も、紫外線の影響を長期間受け続けると、分子結合が壊されるのです。

また、塗膜には色付けのための顔料が含まれています。酸化チタンなのですが、紫外線を受けるとラジカルという劣化因子を発生させるのです。ラジカルは塗膜を形作っている樹脂も壊します。そのため、色あせや変色のほか、チョーキング現象を引き起こすのです。チョーキング現象とは、劣化によって壊れた塗膜から粉状の顔料が出てくる現象を言います。外壁や屋根材も、紫外線の影響を受け続けるとひび割れや亀裂が発生するのです。

赤外線も油断できない

太陽光には紫外線以外に赤外線も含まれています。外壁や屋根は赤外線を吸収すると高温になるのです。真夏だと50度を超えるレベルとなりますが、屋根や外壁の熱は建物内部にも放射されます。そのため、熱中症になるほど住まい内部の室温が上昇するのです。

さらに物質は、熱くなると膨張し、冷えると収縮する性質を持っています。外壁材や屋根材も同様で、温度変化が激しいエリアだと、膨張と収縮が繰り返されるのです。強度のある建材でも、膨張と収縮が繰り返されるとひび割れや亀裂が発生します。雨が降れば雨水が侵入して、雨漏りにつながるのです。

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塗料の耐用年数は「樹脂の質」で決まる

これまで住まいが劣化する原因についてお話ししてきました。劣化原因に対抗するには、塗料による塗装工事が必須です。ただ、塗料によって耐用年数や機能性に差があります。

差を生み出しているのは、塗料の骨格とも言える樹脂の存在です。樹脂によって塗料の質は大きく変化します。超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRは、フッ素系の塗料です。

フッ素系はハイグレード塗料に分類できますが、他にどのような系統があるのか選ぶために知っておきたいところでしょう。耐用年数にも大いに関係する塗料の種類について、くわしくお話しします。

フッ素の耐用年数と費用目安

塗料にはアクリルやウレタンのほか、シリコンやラジカルやフッ素など、さまざまな種類があります。シリコンやフッ素、実は使用している樹脂で分類されているのです。樹脂にシリコンを使用しているならシリコン塗料、フッ素を使用しているならフッ素塗料と呼ばれます。以下は塗料の種類による耐用年数の違いと費用目安です。

ただし、気候環境が厳しいエリアだと耐用年数は大きく変動します。表記した耐用年数はあくまで目安と考えてください。気候環境や施工方法によっては、想定より早く劣化する可能性があります。

超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRのフッ素塗料の強みとは？

表から分かる通り、フッ素塗料は約10年以上の耐用年数を誇ります。負担の少ない環境や適切な施工なら、20年以上持つことを示しているのです。実は塗料以外の分野でも、フッ素は使用されています。

たとえばフッ素加工のフライパンを使っている方も多いのではないでしょうか。焦げ付き防止のために使用されているフッ素と、塗料に使用されているものは同じなのです。フッ素の強みについて以下でくわしくお話しします。

高耐候性による長期的な耐用年数

フッ素樹脂は炭素とフッ素の結合が強固です。そのため、紫外線や雨風などのダメージ要因の影響を受けにくいため、長い耐用年数を誇ります。

塗料グレードの中間グレードのシリコンと比較しても長持ちが期待できるのです。フッ素塗料に匹敵するか超えられるのは、無機塗料ぐらいと言えます。

汚れにくいからメンテナンスの手間が省ける

超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRの「超低汚染」に注目してください。低汚染とは汚れにくい性質を指しています。

超低汚染塗料の場合、高い親水性を誇っているのです。親水性とは水になじみやすい性質のことで、たとえば外壁に雨が当たると表面に薄く広がります。撥水のように雨水は水玉となって弾けるわけではありません。外壁表面に薄く広がるために、塗膜と汚れの間にまで入り込めるのです。

外壁には土ぼこり、排気ガス、カビやコケの胞子など多くの汚れが付着しています。親水性の高いフッ素塗料を施工していると、雨が降ると汚れも一緒に洗い流されるのです。これをセルフクリーニング効果と呼んでいます。

カビや藻が繁殖しにくい

汚れの中でも厄介なのが、カビや藻の存在です。湿度が高く、日当たりも悪く、汚れやすい外壁や屋根で増殖します。カビや藻は広範囲に繁殖すると、通常の高圧洗浄では簡単に落とせなくなるのです。バイオ洗浄という特殊な洗浄液を使用して、除去しなければなりません。

超低汚染塗料は、通常の防カビ、防藻成分に加えてさらに特殊な成分を加えています。外壁は汚れが定着しにくい環境下になり、相乗効果が期待できるのです。湿度が高く、日当たりが悪い環境下でもカビや藻の繁殖を抑えられます。

遮熱性能も高い

遮熱性能が高いため、真夏の過剰な室温上昇を抑制できます。超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRを外壁に塗布すると、遮熱機能を備えた塗膜が、太陽光の近赤外線を効率的に反射するのです。

汚れ放題の場合、太陽光は外壁や屋根ではなく汚れに吸収されてしまい、温度が上昇する場合もあります。ただ、フッ素で汚れにくいため、汚れ成分が外壁に付着していません。そのため遮熱効果の長期的な持続性が期待できるのです。

このように耐用年数が長く、機能性も高いため、家主も清掃のようなメンテナンスの手間も省けます。つまり長期間のメンテナンスフリー生活が期待できるのです。

外壁の塗り替えサイクルに悩む方へ──住まいるヒーローズで実現する26年耐候＆メンテフリーの新生活

外壁塗装の悩みで一番多いのが、何度も繰り返される塗り替えサイクルと、そのたびに発生する高額な費用や手間です。超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRなら、フッ素系塗料特有の高耐候性と超低汚染性を兼ね備えているため、最大26年相当の長期耐用年数が期待できます。塗膜が強く、紫外線や雨風、熱、汚れに強いため、再塗装の回数が大幅に減り、トータルコストを抑えられるのも大きな魅力です。

さらに、親水性の高いセルフクリーニング効果で、雨が降るたびに汚れも一緒に流され、美しい外壁が長期間続きます。カビや藻にも強いので、湿気の多いエリアや日当たりが悪い立地でも美観を維持できます。高い遮熱性能も備えており、夏の省エネや室温上昇対策にも効果的です。

住まいるヒーローズ｜株式会社エースでは、お客様のご要望や住まいの環境に合わせて、最適な塗料・施工プランをご提案しています。外壁の塗り替えで失敗したくない方、長く美しい外壁を維持したい方は、ぜひお問い合わせフォーム・メール・電話・ショールームへのご来店でご相談ください。

長期的な安心とコストパフォーマンスを両立したい方は、住まいるヒーローズ｜株式会社エースにぜひご相談ください！

WRITER長谷川 昭人

代表取締役

平成10年に塗装職人をスタートさせ、個人事業主のときも含めると創業24年以上。今では、国家資格の一級塗装技能士の検定員として職人の検定や実技の指導をするほど、塗装に関する技術や知識を認められるようになる。 アステックペイントというオーストラリアでの遮熱塗料シェアNo1の日本法人からも「関西での実績No1だ」と言われるようになりました。 経営理念、「住まいを通じて『安心』『快適』『感動』を証明する」を元に、お客様と社員の喜びづくりを軸に活動中。

[更新日: 2025-6-19]