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ALC外壁の本当の特徴|パネル・爆裂補修・塗料まで正しく選ぶ安心リフォーム

ALC外壁は、軽量で断熱性や防火性に優れていることから、近年ますます人気が高まっている外壁材です。しかし、「パネルの仕組みがよく分からない」「爆裂(欠損や膨れ)が心配」「塗料選びで失敗したくない」といったお悩みを持つ方も多いのが現実です。今回のお役立ちコラムでは、ALC外壁の本当の特徴から爆裂補修、塗料選びまで、安心リフォームのための必須ポイントを分かりやすく解説します。

ALC外壁の本当の特徴|パネル・爆裂補修・塗料まで正しく選ぶ安心リフォーム

ALC外壁は、軽量で断熱性や防火性に優れていることから、近年ますます人気が高まっている外壁材です。しかし、「パネルの仕組みがよく分からない」「爆裂(欠損や膨れ)が心配」「塗料選びで失敗したくない」といったお悩みを持つ方も多いのが現実です。

ALCは正しい知識と適切なメンテナンスが欠かせない素材です。今回のお役立ちコラムでは、ALC外壁の本当の特徴から爆裂補修、塗料選びまで、安心リフォームのための必須ポイントを分かりやすく解説します。

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ALC外壁って、他の壁材と何が違う?本当に知っておくべき特徴とは

ALC外壁って、他の壁材と何が違う?本当に知っておくべき特徴とは

「ALC外壁は一般的なサイディングやモルタル壁とどう違うの?」そんな疑問を持つ方も少なくありません。ALCの特徴を理解しておくことは、適切なメンテナンスやリフォームに役立つだけでなく、長く快適な住まいを維持するためにも重要です。この章では、ALC外壁の構造や性能、知っておきたい注意点を解説します。

パネル構造の仕組みとメリット・デメリット

ALC外壁は、気泡を多く含む軽量コンクリートパネルを現場で組み立てて仕上げる構造が特徴です。
【メリット】

  • ・軽量なので建物への負担が少ない
  • ・大型パネルで施工がスムーズ
  • ・耐火・断熱性能が高い

一方で【デメリット】としては以下が挙げられます。

  • ・ジョイント部分やパネルの目地からの雨水侵入リスク
  • ・パネル自体の吸水性が高く、防水塗装の劣化に注意が必要

このように、ALCパネルの構造は利便性が高い反面、きちんとした防水・目地管理が重要となります。ALCの特性を理解しておくことで、後々のメンテナンスの質も変わります。

断熱・防火など性能面のポイント

ALC外壁が支持される理由のひとつが、高い断熱性と防火性能です。パネル内部の無数の気泡が空気層となり、夏は熱を遮断、冬は暖気を逃しにくい構造になっています。

また、コンクリート素材なので火災にも強く、万が一の時も燃え広がりにくいのが特徴です。省エネ性や安全性を重視したい方には大きなメリットといえるでしょう。ただし、防水性能は塗装に頼る部分が大きいので、定期的なメンテナンスが必須です。

経年劣化や注意が必要な症状

ALC外壁は長く安心して使える素材ですが、やはり年月とともに少しずつ傷みは進みます。現場でよく見かけるのは、パネル表面の色あせやチョーキング(指で触ると白い粉がつく現象)、そしてパネルの端や目地部分のひび割れや欠けです。とくに注意したいのが「爆裂」と呼ばれる症状で、これは内部に水分が入り込んだことでパネルが膨らんだり割れたりする現象です。実際、私たちのもとにも「最近パネルが一部浮いてきた」「目地が痩せてきて心配」というご相談は増えています。

こうした劣化を放置すると、雨水が内部まで浸入しやすくなり、最悪の場合は家の骨組みまで傷むことも。ちょっとした変化でも気づいたときがメンテナンスのチャンスです。「まだ大丈夫」と思っていても、外壁の小さな変化を見逃さず、早めに専門家に相談することで余計な費用や大きな工事を防ぐことができますよ。

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ALC外壁の「爆裂」や劣化、どう直す?失敗しない補修のコツ

ALC外壁の「爆裂」や劣化、どう直す?失敗しない補修のコツ

ALC外壁に起こりやすい「爆裂」や劣化現象。これらを放置すると、建物の耐久性や快適性が大きく損なわれるリスクがあります。

しかし、正しい知識があれば、適切なタイミングで適切な補修ができ、外壁の寿命をぐっと延ばすことが可能です。

この章では、爆裂の原因や補修の手順、再発防止のために知っておきたいポイントを解説します。

爆裂現象の原因と発生しやすいケース

「爆裂」とは、ALCパネル内部に水が浸入し、冬季の凍結や鉄筋のサビによって表面が膨れたり、破損したりする現象です。とくに以下のケースで発生しやすくなります。

  • ・目地や塗膜の劣化による雨水の侵入
  • ・パネルの施工不良や経年によるひび割れ
  • ・長年メンテナンスされていない場合

こうした状況を放置すると、内部の鉄筋がサビて膨張し、表面を押し上げてパネルが破裂してしまうことがあります。早期発見・早期対応がとても大切です。

補修の具体的な流れとチェックポイント

ALC外壁の爆裂補修は、見た目を直すだけでなく、内部までしっかり修復することが重要です。一般的な補修の流れは下記のとおりです。

  1. 1.爆裂部分やひび割れ部の調査・切開
  2. 2.サビた鉄筋のケレン(錆落とし)と防錆処理
  3. 3.モルタルや専用パテでパネルの欠損を埋め戻し
  4. 4.表面の平滑化・下塗り処理
  5. 5.塗装による仕上げ

特に、鉄筋の防錆や補修材の密着度は補修の品質を大きく左右します。見積もりの際に「どこまで補修してくれるのか」「工程ごとの内容は明確か」を確認するのがおすすめです。

補修後に気をつけたい“再発防止策”

爆裂補修をしたからといって、それで終わりではありません。実際には、補修後しばらくして「また同じ場所が膨れてきた」「別の箇所が割れてきた」というご相談も少なくありません。再発防止のためには、次のような点に日ごろから気を配ることが大切です。

  • ・目地シーリングの定期的な打ち替えや補修
  • ・塗膜の劣化を防ぐための定期的な塗装メンテナンス
  • ・水切りや換気口まわりの点検・防水対策

とくに最近増えているのが、「他社で補修したけれど、何度も同じ症状が出てしまう」というお悩みです。最初に依頼した会社に相談しづらくなり、困った末に私たちエースへご相談くださるケースも珍しくありません。

再発防止の一番のカギは、「雨水を入れない」「防水性をしっかり維持する」こと。小さなひび割れや違和感でも「まあいいか」と放置せず、早めに点検やメンテナンスを行うことで、結果的に大きなトラブルや出費を防ぐことができます。気になる症状や他社補修後の不安があれば、遠慮なくエースまでご相談ください。困ったときに頼れるパートナーでいたいと考えています。

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ALC外壁に最適な塗料は?間違えない選び方を伝授

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ALC外壁の性能を長く保つためには、「どんな塗料を選ぶか」がとても重要です。ALCは吸水性が高く、外部からの水分をしっかりブロックできる塗膜が求められます。

塗料ごとに耐用年数や防水性能も異なるため、失敗しないための基礎知識を知っておくことが大切です。この章では、ALC外壁におすすめの塗料や選び方のコツ、塗装時の注意点を分かりやすく紹介します。

おすすめ塗料の種類と耐用年数

ALC外壁には、下記のような「防水性」「柔軟性」に優れた塗料が適しています。

  • ・シリコン塗料(耐用年数:約10~13年)
  • ・フッ素塗料(耐用年数:約15~18年)
  • ・ラジカル制御型塗料(耐用年数:約12~15年)
  • ・弾性塗料(クラック追従性・防水性が高い)

ALCは吸水しやすいため、外壁専用の防水性に優れたタイプを選ぶのが鉄則です。見た目の色や艶だけでなく、耐久性や住まい環境に合った塗料選びが後悔しないポイントです。

失敗しない!塗料選びの比較ポイント

ALC外壁に使う塗料は「どれも同じ」ではありません。とくに豊中市のように、夏は蒸し暑く冬は冷え込む気候、さらには台風や大雨の心配もあるエリアでは、単に長持ちするだけでなく“防水性”や“柔軟性”がある塗料が欠かせません。

私たちエースでも、現場で実際に選ばれているのは以下のタイプです。

  • ・シリコン塗料(耐用年数:約10~13年)…コストバランスが良く、ご相談の多い選択肢
  • ・フッ素塗料(耐用年数:約15~18年)…メンテナンス頻度を減らしたい方に人気
  • ・ラジカル制御型塗料(耐用年数:約12~15年)…紫外線や酸性雨に強く、近年注目度アップ
  • ・弾性塗料(ひび割れ追従・防水性が高い)…築年数の経ったALCや補修箇所に多い

特に豊中市は降雨量や湿気が多く、屋根・外壁ともに“防水性重視”のお客様が増えています。色や艶ももちろん大事ですが、「豊中の気候条件なら、この塗料が安心ですよ」といったアドバイスも現場ではよくお伝えしています。どの塗料での施工が多いか、気になる場合はぜひエースの施工事例ページもチェックしてみてください。実際の仕上がりやお客様の声が、きっと塗料選びの参考になります。

塗装時に押さえておくべき注意点

ALC外壁の塗装では、塗料選びだけでなく「下地処理」が仕上がりの良し悪しを左右します。塗装前には必ず高圧洗浄やクラックの補修、目地シーリングの打ち直しを行い、下地を万全に整えることが必要です。

塗膜の剥離や早期の劣化を防ぐためにも、下地処理と下塗り材(シーラー等)の選定がとても重要。工事後は定期的に点検し、塗膜の浮きやひび割れがないかを確認しましょう。これらの基本を守ることで、ALC外壁の美しさと機能性を長く保つことができます。

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ALC外壁リフォームも「住まいるヒーローズ」に相談!納得できる安心サポートを

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ALC外壁のリフォームは、素材や補修、塗料選びまで専門的な知識が必要で、不安や疑問も多くなりがちです。

そんな時こそ、住まいるヒーローズ|株式会社エースにご相談ください。私たちは、現地調査や劣化診断、最適な補修方法や塗料のご提案、工事後のアフターサポートまで、一貫して丁寧に対応しています。お客様ごとの住まいやご要望に合わせて、プロの視点から最適なリフォームプランをご案内。わかりにくい費用や工事内容についても、しっかりご説明いたします。

  • ・「爆裂や劣化が気になる」「どんな塗料が良いかわからない」
  • ・「他社の見積もりと比べて検討したい」
  • ・「工事後も安心して暮らしたい」

こんなご相談も大歓迎です。
お問い合わせは、問い合わせフォーム、メール、お電話、またはショールームへのご来店でも承っています。

ALC外壁でお悩みの方は、ぜひ住まいるヒーローズ/株式会社エースまでお気軽にご連絡ください。一緒に安心・納得のリフォームを実現しましょう。

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長谷川 昭人

WRITER長谷川 昭人

代表取締役

平成10年に塗装職人をスタートさせ、個人事業主のときも含めると創業24年以上。今では、国家資格の一級塗装技能士の検定員として職人の検定や実技の指導をするほど、塗装に関する技術や知識を認められるようになる。 アステックペイントというオーストラリアでの遮熱塗料シェアNo1の日本法人からも「関西での実績No1だ」と言われるようになりました。 経営理念、「住まいを通じて『安心』『快適』『感動』を証明する」を元に、お客様と社員の喜びづくりを軸に活動中。

[更新日: 2025-5-18]

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