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アパート外壁塗装の費用相場と助成金活用法|落ち着いて選ぶ。アパート外壁塗装の費用目安とお得な助成金制度まとめ

アパートの外壁塗装は劣化を防ぐことで資産価値を守るために欠かせない工事ですが、オーナーの立場としては「一体いくらかかるのか?」といった不安が湧いてくるものでしょう。そのようなとき助けになるのが、国や自治体の補助金です。そこで今回のお役立ちコラムでは、アパートの外壁塗装費用相場や活用できる補助金についてくわしくお話しします。

アパート外壁塗装の費用相場と助成金活用法|落ち着いて選ぶ。アパート外壁塗装の費用目安とお得な助成金制度まとめ

アパートの外壁塗装は劣化を防ぐことで資産価値を守るために欠かせない工事です。ただ、オーナーの立場としては「一体いくらかかるのか?」といった不安が湧いてくるものでしょう。

アパートの外壁は築年数につれて劣化が目に見えて進行します。大切な資産であるアパートの資産を守るには、オーナー自らも日々、劣化状況への高い意識が必要です。

外壁塗装の必要性は理解していても、費用が気になると簡単に踏み切れません。そのようなとき助けになるのが、国や自治体の補助金です。外壁塗装にかかる費用相場やコストを抑えるための実践的なポイントが把握できれば、過剰な不安も避けられます。

補助金に関しては、大阪市や豊中市でも利用できるものがあるため安心です。節税を考えるなら、減価償却の年数や計算方法を併せて理解しておきたいところでしょう。

そこで今回のお役立ちコラムでは、アパートの外壁塗装費用相場や活用できる補助金についてくわしくお話しします。

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「平方メートル単価」では外壁塗装の施工コストはどの程度?

「平方メートル単価」では外壁塗装の施工コストはどの程度?

実際の費用目安についてお話しします。「必ずこの費用」ではありませんが、目安の一例として参考にしてみてください。

主要塗料別の単価帯一覧

塗料の種類1㎡当たりの単価耐用年数
アクリル約1,000円~約1,800円約5年~8年
ウレタン約1,700円~約2,500円約7年~10年
シリコン約2,200円~約3,500円約10年~15年
ラジカル約3,000円~約3,500円約14年~16年
フッ素約3,500円~約5,000円約13年~20年
断熱・遮熱約3,800円~約5,000円約15年~20年
無機塗料約4,000円~約5,500円約15年~25年
塗装以外の作業
足場設置単管足場:700円~800円/㎡
単管ブラケット:800円~1,000円/㎡
枠組足場:1,000円~1,500円/㎡
くさび式足場:900円~1,200円/㎡
高圧洗浄150円~200円/㎡
下地調整シーリング打ち替え:600円~800円/m
シーリング増し打ち:600円~700円/m
クラック部分補修:10,000円~100,000円/箇所

40坪の建物を外壁塗装する場合、約100万円を目安にするといいでしょう。ただし、あくまで目安であり、実際に見積もりをすると高額になる可能性は高くなります。

外壁塗装は劣化するからです。築年数、使用塗料の質、住まいの階数や構造などありとあらゆる要素がコストに反映されます。劣化症状によっても変わります。たとえば、一般的なシリコン塗料で50坪3階建ての建物なら200万円以上かかってもおかしくありません。

劣化が激しいならその分、補修に手間がかかります。デザイナーズアパートのように形状が複雑なら、足場部材も増えますし、組むのにも手間がかかるためさらに費用はかかるのです。

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アパートの外壁塗装コストを抑えるためのポイント

アパートの外壁塗装コストを抑えるためのポイント

アパートの外壁塗装コストを抑えるには補助金や助成金もありますが、他にもあるためチェックしてみてください。

屋根塗装や付帯部分も同時に行って費用を抑える

塗装工事は塗料代金や作業代だけで決まりません。足場代や人件費など、さまざまな要素で決まります。住まいを守るには外壁塗装だけでは足りません。屋根塗装も必要です。また、劣化した部分の補修も求められます。

異なるタイミングで別々に行うと費用は余計にかかるでしょう。屋根塗装や外壁塗装のほか、付帯工事もすべて行えば、少なくとも足場代金は一度で済むのです。

耐用年数の長い塗料を選ぶ

耐用年数の長い塗料を選ぶのも費用を抑えるポイントです。耐用年数の長い塗料としては、15年以上、または20年以上持つようなフッ素や無機塗料があります。他にも遮熱塗料や断熱塗料など、特殊な機能を備えた塗料もあるのです。

ハイグレード塗料に分類される塗料は、初期費用自体は安くありません。塗料の中でも費用はトップクラスです。ただ、耐用年数が長く機能性も高い場合、劣化を抑えられるというメリットがあります。

耐用年数が長ければ再塗装の頻度も減らせるため、長期的な観点から見ると経済的と言えるのです。実際、頻繁に塗装工事ができない公共の建物では、フッ素塗料のようなハイグレード塗料が採用されています。

相見積もりは必須

アパートやマンションだけではなく、戸建てでも塗装業者選びでは相見積もりは必須です。塗装業界では悪質業者が問題視されています。法外な施工費用を当たり前のように請求するような存在です。

アパートのような規模の大きな塗装工事はターゲットにされてもおかしくありません。悪質業者の場合、見積もり時点から相場の3倍や4倍の費用を提示してきます。

このような悪質業者の罠を避けるには、相見積もりは必須です。相見積もりとは複数の業者から、同条件で見積もりを取って比較します。悪質業者の場合、見積もり時点で相場よりも安い、または高い費用を提示するのです。

「安い見積もりならいいのでは」と考える方もいるでしょう。ただ、悪質業者の場合、あくまで安く見せているだけで、工事がはじまると理由をつけて不要な追加工事を行います。

悪質なのは本来不要な工事をする点です。また、施工したとしても手抜きで施工不良となる場合もあります。保証もなく、泣き寝入りするケースも多々あるのです。

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国や自治体の補助金をフル活用

国や自治体の補助金をフル活用

ここからは、国や自治体が用意している補助金や助成金を理解するためのポイントをくわしくお話しします。

2025年度大阪市や豊中市で活用できる補助事業

豊中市の場合、外壁塗装や屋根の修理など、リフォーム工事だけで利用できる補助制度は残念ながら用意されていません。

参照:豊中市 「リフォーム補助金がでる」というネット広告にはご注意を!

築年数が経過したアパートでは、外壁の張り替えや屋根の葺き替えに利用できるかもしれない補助金が用意されています。【吹付けアスベスト調査補助制度及び吹付けアスベスト除去補助制度】です。

豊中市の区域内にある建物が対象で、アスベストが施工されているかもしれない、またはされている建物が対象となります。分析費や検体の採取費が対象です。

補助金額:補助対象経費の額(10/10)

※原則1棟あたり25万円が限度

※1,000円未満の端数は切り捨て

(一般的には1検体で10万円程度)

大阪市の補助金

大阪市にも外壁塗装工事や屋根塗装のほか、葺き替えに活用できる補助金や助成金は用意されていません。ただし、他のリフォームで使える可能性のある補助金があります。

参照:大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業

子育て世帯などが入居する民間賃貸住宅のオーナーが対象

改修工事費の一部補助(賃貸マンションのほか、戸建て空き家、事務所などの空室をリフォームし、要件に合った賃貸住宅の場合も対象)

補助金額:補助対象工事費の1/3(補助限度額1戸当たり75万円)(千円未満切り捨て)

築年数が古ければ内装もリフォームしたいところです。その場合、塗装工事以外のリフォームについては補助金を利用し、浮いた分でカバーする方法も考えられます。ただし、細かな条件が設定されているため要注意です。

大阪市子育て世帯等向け民間賃貸住宅改修促進事業の申請フロー

申請の流れは以下の通りです。

  1. 1.事前相談
  2. 2.交付申請(受付期間 令和7年4月1日(火)~令和8年1月30日(金))
  3. 3.交付決定(交付申請受付後30日以内の通知)
  4. 4.交付決定通知後、工事請負契約を締結して、工事の着手
  5. 5.完了実績報告(提出期限 令和8年3月13日(金))
  6. 6.補助金額確定(完了実績報告受付後30日以内の通知)
  7. 7.補助金支払い請求(補助金額確定から30日以内)
  8. 8.補助金の支払い(補助金の支払い請求から30日以内)

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減価償却で節税効果を最大化

減価償却で節税効果を最大化

外壁塗装の場合、確定申告では資本的支出となり、減価償却として数年、経費計上できます。ただし、塗装目的が建物の価値を高めるため、外壁デザインの変更などだけに認められるため要注意です。減価償却費は以下のように計算します。

減価償却費=取得価額×0.9×償却率×経過年数

1年未満の端数の場合、6月以上は1年で、6月未満は切り捨てです。以下は非業務用資産の償却率ですのでご参考にしてみてください。

建物の構造耐用年数償却率
木造・合成樹脂造のもの33年0.031
木造モルタル30年0.034
鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリート造
70年0.015
れんが造・石造・ブロック造57年0.018
金属造(骨格材の肉厚が3ミリメートル以上4ミリメートル以下のものに限る)
※金属造に鉄骨造が含まれます
4ミリ以上:51年0.020
3ミリ以上4ミリ以下:40年0.025
3ミリ以下のもの:28年0.036

参照:国税庁 「減価償却費」の計算について

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アパート外壁塗装の費用相談は住まいるヒーローズへ!今こそ賢く助成金・節税も活用

 

アパートの外壁塗装費用は、塗料の種類や建物規模、劣化状態によって大きく変動しますが、コストを抑えながら品質を高めるためには、国や自治体の補助金や助成金、そして減価償却による節税策も欠かせません。

大阪市や豊中市でも使える補助制度があるほか、建物の築年数や構造ごとに適した減価償却方法を選ぶことで、オーナー様の負担を最小限に抑えることが可能です。また、アパートの外壁塗装は一括で屋根や付帯部もまとめて施工することで足場費用が節約でき、長期的なメンテナンスコスト削減にもつながります。

「どんな補助金が使えるのか」

「外壁塗装費用の目安が知りたい」

「サポート内容を直接確認したい」

という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

住まいるヒーローズ|株式会社エースでは相見積もりや現地調査のご依頼、ショールームでのご案内も承っています。お問い合わせはフォーム・メール・お電話のいずれでも受け付けております。アパートの外壁塗装で失敗しないためにも、まずはエースにご相談いただき、最適な費用・工法・補助金活用について一緒に考えていきましょう。

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長谷川 昭人

WRITER長谷川 昭人

代表取締役

平成10年に塗装職人をスタートさせ、個人事業主のときも含めると創業24年以上。今では、国家資格の一級塗装技能士の検定員として職人の検定や実技の指導をするほど、塗装に関する技術や知識を認められるようになる。 アステックペイントというオーストラリアでの遮熱塗料シェアNo1の日本法人からも「関西での実績No1だ」と言われるようになりました。 経営理念、「住まいを通じて『安心』『快適』『感動』を証明する」を元に、お客様と社員の喜びづくりを軸に活動中。

[更新日: 2025-5-30]

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