スレート屋根の雨漏り原因と修理方法とは?業者の選定方法も紹介

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「スレート屋根から雨漏りしてしまった」「スレート屋根の雨漏りを修理したい」そんな時はどこに相談したらよいのか?
また、費用はどれくらいかかるのか?
雨漏りなんて、一生のうちそう何度も体験することではないので、不安になってしまいますよね。

もしかしたら、現在は雨漏りしていなくても、外壁や屋根にひびや剥がれを見つけて不安な方もいるかもしれません。
できれば、雨漏りが発生する前に対処したいところでしょう。
そこで必要になるのが、「スレート屋根はどの程度の状態になったら修理が必要か」という知識です。

ここでは、スレート屋根の雨漏り修理の基本的な知識や、注意するポイントを紹介していきます。
ぜひ参考にして、ご自宅を雨漏りから守ってください。

目次

スレート屋根とは

スレート屋根は、粘板岩を薄い板状にした屋根材です。
コロニアル屋根やカラーベストと呼ばれることもあります。
スレート屋根には大別すると、化粧スレートと天然スレートの2種類があります

化粧スレートは、セメントと繊維を素材に作られています。
軽量で扱いやすいことから近年普及し、近年の新築住宅の大半は化粧スレートの屋根です。
スレートの表面は塗装され、防水性を保っています。
そのため、定期的に再塗装のメンテナンスが必要になります。

一方、天然スレートは天然の鉱石を使ったスレートで、主にヨーロッパの大型建築で使われています。
化粧スレートに比べ貴重で高価なため、日本ではあまり使用されていません。

築年数が古い建物の場合、有害物質であるアスベストを含有しているスレートが使用されている可能性があります。
アスベストを含有しているスレートを扱うには、専門的な知識が必要になりますので、修理の際には知識豊富な業者に相談してください。

2006年以降はアスベストの規制が強化されたため、スレートにアスベストが含まれている心配はありません。
しかし、ノンアスベストに切り替えられた初期の製品は、強度が劣るものがあることがわかり問題となっています。
雨漏りの事例も多く報告されているため、注意してください

もちろん現在では、強度面の問題はありません。

スレート屋根の雨漏りの原因

雨漏りが見つかった場合、原因はいろいろと考えられます。
台風など自然災害の影響で突然発生する場合もあれば、じわじわと進行していたものが、ある日表面化する場合もあるのです。

スレート屋根は、多少雨水が浸入しても、防水シートや野地板で食い止めるようにできています。
室内まで雨漏りが及んでいるということは、防水シートや野地板も傷んでいる可能性が高いでしょう。

まずは、雨漏りを早期に発見するため原因を詳しく見ていきましょう。

ひび割れ、浮き

スレートは、塗装によって水を弾いています。
しかし、塗装は年々劣化していくため、水を弾く力が弱まってくるのです。
塗装が劣化した状態で放置しておくと、スレートが雨水を含み膨張してしまいます。
雨による膨張と感想による収縮を繰り返すと、ひび割れや浮きが引き起こされるのです。

また、アンテナ工事や太陽光発電工事などで屋根の上にのぼった際に、弱くなっているスレートを踏んで割れてしまうこともあります。
ひび割れが大きくなると、スレートが真二つに割れることもあるでしょう。
このような状態になると、簡単に雨水が浸入してしまいます。

釘のずれ、サビ

スレート屋根は小さなスレートを重ねてある構造になっており、固定には釘が使われています。
釘はスレートの下にある下地まで貫通しているため、釘穴が広がると雨水が下地にまで浸入してしまいます。

スレートを固定している釘は、通常は他のスレートが被せられており直接雨水は当たりません。
しかし、何らかの不具合で釘がむき出しの状態になるとサビが発生し、釘の周囲から雨漏りしてしまいます。

棟板金の破損

スレート屋根の頂上部分を覆う金属の板を、棟板金と呼びます。
風や雨の影響を一番受ける場所なので、棟板金が破損する可能性は非常に高いです。

風にあおられて、棟板金を固定している釘が緩むこともあります。
釘が緩むと、スレートの釘と同様隙間から雨水が入り込むでしょう。
棟板金は金属性なので、雨水が浸入するとサビが発生し、最後には穴が開いてしまいます。

谷部の破損

屋根の面と面が接続する部分で、谷間になっている場所を谷部と呼びます。
雨水が集中して流れる場所のため、非常に傷みやすい部分です。

ゴミがたまって、雨水の流れをせき止めてしまい雨漏りを引き起こすこともあります。
谷樋と呼ばれる、谷部の雨樋は金属性のためサビにも注意が必要です。

スレートの隙間が埋まっている

スレート屋根では、大雨などでは屋根材の下まで水が入り込む構造になっています。
そのため、入り込んだ雨水を排出できるよう、スレートの間に隙間が作られています。

しかし、塗料や泥などで、この隙間が埋まってしまうことがあります。
雨水が排出できないと、屋根の裏側に雨水がたまってしまい雨漏りにつながります。

コーキングの劣化

屋根にはつなぎ目となる部分があり、つなぎ目にはコーキングが施されています。
コーキングとは、隙間を埋めるためのゴムのような建材です。

コーキングは経年劣化で、ひび割れていきます。
当然、できた隙間から雨水が入り込んでしまうでしょう。

施工不良

スレート屋根は施工が容易なため、しっかりした知識を持たずに工事を請け負う業者もいます。
必要な板金を省略してしまったり、屋根の勾配を考慮していなかったり、見た目には問題ないように見えても実は雨漏りの原因となることが多くあるのです。

屋根と外壁の取り合い部も、施工不良が起きやすい場所です。
屋根と外壁は扱う業者が異なることが多いため、つなぎ目の施工がおろそかになり雨漏りが発生してしまいます。

雨漏り修理方法

スレート屋根の雨漏り修理は、部分的な補修で済む場合と、屋根全体の塗装または交換が必要になる場合があります。
経年劣化などで、屋根全体に劣化が発生して雨漏りの原因となっている場合には、全面的な補修となります。

部分的な補修の場合

まずは、部分的な補修の方法を紹介しましょう。
スレート屋根の場合、基本的に破損したスレートを補修すればOKです。

ひび割れの場合は、変性シリコーンやシーリング材などを充てんします。
小さなひび割れの場合は、接着剤を塗るだけでも補修は可能です。

大きく欠けてしまっている場合は、欠けた部分を交換します。
スレートは下から順に張られているため、一部分のみを取り外すことができません。
交換部分を切り取って、新しいものを上から張ります。

スレートは素材の特性や屋根の構造上、ひび割れが起きやすい屋根材です。
下から見上げているだけでは気が付かないことも多いので、定期的に専門業者に依頼してチェックしてもらうとよいでしょう。

全体的な補修 1.塗装

スレートはセメントが原料のため、屋根材自体は防水性を持っていません。
そこで、塗装をして耐水性能を持たせています。

塗装は年々劣化してしまうため、定期的な再塗装が必要になります。
塗装剤の種類にもよりますが、塗装剤の耐久性は10年程度のものが多いです。

目に見えない程度の微細なひび割れも、屋根全体を塗装することで塗料が充てんされ補修されます。
塗装をする際には、高圧洗浄機で古い塗装をはがした上で、傷んだ個所を個別に補修した後、全体の塗装を行います。

全体的な補修 2.葺き替え

屋根全体の劣化が激しい場合は、塗装では対応できません。
劣化がひどい場合は、屋根の葺き替えを検討する必要があるでしょう。

スレート屋根自体の耐久年数は、20~30年と言われています。
また、下地の防水シートの耐久年数は20年、野地板の耐久年数は30年と言われています。
適切な塗装でメンテナンスをしていても、屋根材自体が劣化してしまうため、いずれは屋根の交換が必要になります。

葺き替えでは、屋根材と防水シートの交換が基本になります。
その下にある野地板の傷みが激しい場合は、野地板の交換や補修も必要です。

全体的な補修 3.カバー工法

屋根の交換には、丸ごと新しくする葺き替えの他に、古い屋根の上に新しい屋根を重ねるカバー工法という方法があります。
カバー工法の場合、新しくのせる屋根には軽量な金属屋根が用いられることが多いです。

カバー工法では、屋根の撤去の手間や処理費用を省くことができ、費用を抑えることができます。
また、屋根が二重になることで、遮音性や遮熱性も高まります。


カバー工法では、下地の防水シートや野地板は既存のものがそのまま使われます。
そのため、下地の傷みがあると選択できません。
万が一、下地の損傷に気が付かないままカバー工法の工事を行ってしまうと、下地の腐食が進んでしまい重大な欠陥となってしまいます。

雨漏りが発生している場合、下地にも何らかの問題が起こっている可能性があるため、十分な検証が必要でしょう。
築年数が40年以上の場合は、下地の寿命を考慮すると、カバー工法より葺き替えの方が安心です。

スレート屋根の雨漏り修理に適した業者

スレートの補修を、自分で行うことはお勧めできません。
第一に、屋根に上がることは危険が伴います。
落ちてしまったら、怪我では済まないかもしれません。

また、知識を持たずに補修すると、雨漏りがより深刻な状態になりかねません。
雨漏りの原因は複雑な場合がほとんどなので、専門の業者に点検を依頼するとよいでしょう。

雨漏りが発生した場合、まずどこに相談するのがよいのでしょうか?
スレート屋根は比較的施工しやすいため、扱っている業者が多いです。
選択肢が多くて迷うかもしれませんので、業者ごとの特徴を紹介しておきましょう。

ハウスメーカー、工務店

新築時のハウスメーカーや工務店に、雨漏りの相談ができます。
ハウスメーカーの場合、多くの場合は下請けの会社が作業を行うことになり、仲介料が発生してしまうでしょう。
ただ、会社が大きいのでお任せできる安心感があります。

購入時に住宅瑕疵担保保険に加入している場合は、保険の適用を受けられるかもしれません。
保険を使って修理を行うには、建築したハウスメーカーや工務店に相談しましょう。

屋根工事業者、板金業者

屋根からの雨漏りであることがはっきりしていれば、屋根専門業者や板金業者に頼むことが一般的です。
屋根の補修工事は、専門業者なら安心して施工をお願いできます。

屋根には板金が多く使われているため、板金業者に雨漏り修理を頼んでもよいでしょう。
板金業者の多くは、スレート屋根も扱うことができます。
カバー工法で補修することになった場合にも、金属屋根に熟知しているので頼りになります。

ただし、屋根工事の訪問業者には注意が必要です。
修理の必要のない工事を勧められたり、しっかりとした工事をしてもらえなかったり、法外な金額を要求されたりと、悪徳業者に騙される可能性があります。

雨漏り修理専門業者

雨漏り修理を専門とした業者に依頼することもできます。
雨漏りの原因を突き止めることは、ほとんどの場合簡単ではありません。
もし雨漏りの原因がはっきりしない場合なら、雨漏りの専門知識があり、特殊な道具を使って原因を突き止められる業者が安心です。

ネットで検索をすると、火災保険の適用を条件に「0円で修理」など極端な宣伝をしている業者もあります。
しかし、保険金が下りないというトラブルもよくあるので、業者の見極めは重要です。

塗装業者

塗装業者も、雨漏り修理の選択肢となります。
屋根の塗装を行うタイミングであれば、塗装工事の中で補修をしてもらうことも可能です。
雨漏りが発生している状態であれば、全体的なメンテナンスが必要な時期なのかもしれません。
雨漏りを機に、屋根の補修を検討してもよいでしょう。

また、雨漏りは外壁が原因のことも非常に多いです。
このような場合、雨漏りの修理は塗装業者が最適といえます。


屋根は下からでは見えない部分が多いので、修理箇所は写真で確認できると安心です。
丁寧な説明があり、詳細な見積もりを出してもらえるところがよいでしょう。
地元に密着している評判のよい業者があれば、相談してみるといいでしょう。

修理費用の目安

最後に、スレート屋根の修理費用の目安を紹介しておきましょう。


【部分的な補修】

シーリング処理・・・1~5万円程度

スレートの部分交換(1か所につき)・・・1~2万円程度

棟板金の交換・・・3~12万円程度

 

【全体的な補修】

屋根の塗装・・・50~100万円程度

カバー工法・・・90~190万円程度

葺き替え・・・150~200万円程度

 

※30坪程度の戸建ての場合。足場代は別途。

カバー工法では、屋根材として金属屋根が使われることがほとんどです。
金属屋根の施工は、一般的には板金業者が扱います。
塗装業者では施工が容易なスレート屋根の工事は扱うことがありますが、金属屋根の施工は板金業者に下請けに出すことがほとんどです。

屋根の工事を外壁塗装などと組み合わせて塗装業者に依頼する場合、足場代が一度で済むので経済的、工期を短くできる、業者とのやりとりが一度で済むというメリットがあります。
そのため、塗装の際に屋根の状態まで相談してみるといいかと思います。

カバー工法を検討する場合、適用できる状態かどうかの判断が不可欠です。
万が一施工不良が発生してしまうと、屋根の寿命を縮めることになり、雨漏りが発生して建物へ悪影響が及んでしまうことになりかねません。
そのため、まずは屋根の状態を的確に判断できる業者を選ぶことが重要でしょう。
工事後の保証がついていると、より安心ですね。

雨漏りのことならエースにお任せください

スレート屋根で雨漏りが発生した場合、まずはどこから雨漏りしているか原因をつきとめることが大切です。
原因がわからなければ、適切な修理を施すことができません。

スレート屋根は耐用年数が30年程度なので、築年数が経っている場合は一度点検した方がいいかもしれません。
雨漏りは見えない部分で進行するため、見た目では気が付かないこともあります。
気づいた時には重症になっていることも少なくないので、住宅の寿命を延ばすためにも、日頃からのメンテナンスに気を配ってください。

もしすでに雨漏りにお悩みなら、私たちエースが力になります。
エースでは定期的に社内研修を実施しており、雨漏り修理の技術力の高い職人が揃っております。
確実に原因を突き止め、雨漏りを止めることができますので、ぜひ一度お問い合わせください。